考え方

トレンドは他人が証明したもの。それを借りられます

ある形式が広まり、何千人もが使い、数日の間はその形式のクリップが実力以上に伸びやすくなります。謎でもセンスの問題でもありません。この形が視聴者を引き留めることをおすすめのアルゴリズムがすでに確かめていて、その結果を全員に回しているのです。

トレンドとは

借りるのは中身ではなく、お墨付き

投稿したクリップはどれも、広がる前に少数の視聴者でテストされます。トレンドはそのテストの初期条件を変えます。形式が人を引き留めることはすでに証明され、視聴者はその形式に何を期待すればいいかを学んでいて、その音源や構成はこの1週間で何千回も成功するのをシステムが見てきたものです。

だからトレンドに乗るのはコピーではありません。同じテストを、より有利な前提で始めることです。クリップが視聴者を引き留める必要は変わりません(トレンドは退屈なクリップまでは運んでくれません)。それでも、新しい形式ならゼロから勝ち取らなければならない位置からスタートできます。

トレンドの曲線

どのトレンドにも同じ4つの段階があります

芽生え:まだトレンドだと分からない

同じ音源や同じ構成を使った少数のクリップが、異様に伸びています。形式は飽和しておらず、視聴者には新鮮で、伸びしろは一番大きい段階です。リストを読むのではなく自分で判断しなければならない唯一の段階でもあり、だからこそ多くの人が見逃します。

上昇:誰の目にも見える

トレンド欄にもあらゆるリストにも載っています。一番広いチャンスの窓で、ふだんから狙う価値があるのはここです。まだ伸びていて、出尽くしておらず、推測しなくていいほどはっきりしています。

飽和:視聴者はもう40回見ている

後押しはなくなり、残っているのは混み合った競争だけです。同じリストを読んだ全員が、今週同じものを投稿しているからです。ここでのクリップは何千本もの中で出来の良さを競うことになり、それはトレンドが避けさせてくれるはずだった状況です。

終わり:もう「遅い」と見られる

飽和を過ぎると、その形式を使うこと自体が、流れを見ていないというサインになります。視聴者はこれを見抜くのがとても上手で、とても厳しいです。

この曲線全体は、1、2週間で終わることがよくあります。このページのほかの話は、すべてこの事実から来ています。

見つけ方

どこを見て、何を無視するか

信頼できるのは、プラットフォーム自身のクリエイター向けやトレンドの欄です。誰かが先週書いたことではなく、プラットフォームが実際に推しているものから作られているからです。週ごとのまとめ記事は、公開される頃には1段階遅れていて、たいてい飽和の段階にあります。

もっと良い習慣は、自分のフィードを娯楽ではなく計測器として見ることです。フォローしていないアカウントから同じ音源や同じ構成が1日に3回届いたら、それは推されています。飽和の段階で記事を読むのではなく、上昇の段階で見ていることになります。

覚えておきたい注意点がひとつあります。キャンペーン用のクリップでは、トレンドの音源が応募を無効にする原因になることがあります。ブリーフ(案件の指示)は音声を指定していることが多く、音源の追加はブリーフの範囲外の編集です。クリップが却下される6つの理由のひとつです。

勝負を決めるもの

トレンドの中で差がつくのはスピードだけ

トレンドに乗っている人は全員、同じ形式、だいたい同じアイデア、同じ視聴者の期待を持っています。差がつくのは、形式がまだ上昇しているうちにすでに投稿しているのは誰か、という点です。それはクリエイティブではなく制作の問題です。火曜日に見つけて土曜日に投稿したトレンドは、見つけた意味がありません。

だから、良いアイデアよりも、すでに切り抜いた素材があることのほうが大事です。最新の収録が完成した縦型のショート動画としてそろっていれば、トレンドに乗るのは1本選んで投稿するだけです。1時間の撮って出しの映像のままなら、トレンドに乗るのはひと晩の作業になり、終わる頃には窓が閉じています。

SnapDubはまさにその境目のためにあります。長い収録を1本入れると、1回の処理でそれぞれ完結したショート動画がそろって出てきます。構図もテロップも決まり、テンプレートであなたのスタイルも反映済みです。トレンドは、そのために作るものではなく、そこに乗るだけのものになります。

よくある質問

質問にお答えします

トレンドはどのくらい続きますか?

芽生えから終わりまで1、2週間がよくあるパターンで、音源は形式より短めです。特定の曲ではなく構成を軸にした形式は、繰り返しにならずにアレンジできるので、一番長く続く傾向があります。

先週見たトレンドに乗るのは、もう遅いですか?

まとめリストで見たのなら、たいてい遅いです。フォローしていないアカウントから自分のフィードに流れてきたのなら、おそらく間に合います。それは推された記録ではなく、プラットフォームが今まさに推しているということです。

トレンドの音源を使わないといけませんか?

音源が主役のトレンドなら使います。音源こそがその形式だからです。構成が主役のトレンドなら、音源は任意です。キャンペーン用のクリップでは、音声を足す前に必ずブリーフを確認しましょう。応募が却下されるよくある原因です。

自分のコンテンツと関係ないトレンドに乗るのは逆効果ですか?

トレンドしか中身がないなら逆効果です。形式は、なじみのある見せ方でクリップを見てもらうための手段であって、関係ないクリップの仮装ではありません。形式につられて来た視聴者があなたらしさを何も見つけられなければ、戻ってきません。

トレンドを追うのと、分かりやすいスタイルを作るのはどちらがいいですか?

両方です。そしてぶつかり合うものではありません。トレンドはクリップがどれだけ見られるかを決め、一貫性はそれが何かにつながるかを決めます。積み上がっていくクリップは、その週の流れに乗りながらも、ひと目で同じ人のものだと分かります。